1947-11-27 第1回国会 衆議院 予算委員会 第25号
從いまして一般國民の紙幣の流通の上からいつて、百圓札ではきわめて不如意な、不自由な面も大いにあるようにわれわれは見ておるのですが、この機會に、へんな質問でありますが、一體大藏省ではこの通貨増發の實情に鑑み、また國民生活の通貨流通の上に立つて、五百圓もしくは千圓札というようなものをつくるという方針があるかどうか。
從いまして一般國民の紙幣の流通の上からいつて、百圓札ではきわめて不如意な、不自由な面も大いにあるようにわれわれは見ておるのですが、この機會に、へんな質問でありますが、一體大藏省ではこの通貨増發の實情に鑑み、また國民生活の通貨流通の上に立つて、五百圓もしくは千圓札というようなものをつくるという方針があるかどうか。
それからもう一つは、ただいま紙幣の中で一番流通されております百圓札の印刷コストは、一體どのくらいになつておるかということ。これもわかつておりましたらお聽きしたい。
○福田政府委員 御説の通り札が非常に殖えてまいりまして、百圓札をさらに五百圓札、千圓札というものを出したらどうかという意見は非常にあるのでありますが、ただいまのところではまだ百圓札をもつて限度としようという方針であります。
それからこれは一部の人だろうと思いますが、百圓札の一尺祝とか二尺祭とか、婚禮にめちやくちやな金を使う人もありますが、こういうものには税務署の方でどんどん課税していただきたい。殊に全國民耐乏のやかましい今日でありますから、この點實行していただきたい。 次に非戰災家屋税等の特別法案について申し上げます。これも立案の趣旨として、別に非戰災者を、持てる階級であるとみなしたわけではないだろうと思います。
去る十月二十二日ごろから横濱市南區高砂町一ノ一〇貸席業おかめこと加藤いさみさん方に「おれたちは岡山縣警察部の者だ」と稱する三人づれがあらわれ、百圓札をギッシリつめたボストンバツクを預け、東京方面から高級乘用車二臺、ガソリンドラム罐四本(約百二十萬圓)を買込み、羽振りをきかせているうち同人あての電報に岡山縣警察部長とあつたので、すつかり加藤さん方では信用し「部長さん部長さん」と下にもおかぬもてなしぶり
○山田佐一君 結局すき入紙や補助貨幣の鑄潰しにこれだけをいたしましても、製造中に、前には百圓札の印刷したのをトラツクで運搬中に散らかしたということがあり、今度は番號なしのものを窃盗にやられたというようなことで、或いはこれは社會不安のいたすところとは思いますが、十分管理者に責任を持つて頂かなければならんと思います。